高圧ケーブル引替工事 |
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ケーブル引替工事 施工前
高圧ケーブル引替を行う理由として1番にくるのが、
旧タイプの三叉管をもちいたケーブルの絶縁破壊
による事故が、多数発生したために、その後開発
された6600V対応のCVTへの交換が必要になった
事です。
2番目は、既存使用容量のUPに伴うケーブルの
サイズ変更による引替がきます。
あまり、知られていませんが、ケーブルの使用対応
年数によって交換しなければならない場合もありま
す。(民間では、ほとんど行われていませんが!!)
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高圧ケーブル引替工事 施工中
ケーブル引替工事において1番重視することは、端末
処理の施工です。最近の端末材料は良くできていま
すので、多少のことでは絶縁破壊をおこさなくなりま
したが、やはり、しっかりとやっておかないとケーブル
の寿命を短くしてしまいますし、後々で事故が発生し
てしまう事もあります。 |
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高圧ケーブル引替工事施工後
高圧工事は、気が抜けない工事です。少しでも油断
したりすると命にかかわる事態になる事になります
から大変です。最後の再充電がうまく終わると「ホッ
」とします。何度か、保守管理をちゃんと行っていな
い現場などで、LBSなどから、高圧放電現象が発生
して、「ビビッタ」こともありました。
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高圧耐圧試験及び絶縁測定
高圧機器を交換又は新設した場合に必ず行う最終
試験のことです。 通常以上の電圧を約10分以上
送電してケーブルの耐圧、漏れ電流等を測定しま
す。この時にケーブル、昇圧器の側にいると検電
器がビー、ビー、とうるさく鳴ります。まだ、経験は
していませんが、この時に爆発(破裂)!!する事もあ
るそうです。こんな経験はしたくありませんね。
施工は、ちゃんとやりましょう。それでも何か起きる
場合があるのですから。
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